大阪府吹田市のJR吹田駅北口に冷凍ラーメンの自動販売機がある。「厳しい中でも頑張っている地元ラーメン店を応援したい」という一人の男性の思いから生まれた。
吹田市の赤堀順一さん(37)が自販機を置いたのは2023年3月。地元の吹田で人気のある、個人経営の7店を扱う。常時5種類のラーメンを買うことができ、商品は入れ替わりがある。価格は主に1100円(税込み)だ。
赤堀さんは「お店のスープ、麺とほぼ一緒で、24時間いつでも買える。いつも行列で入りにくいという人や、店が手狭なため家族連れでは行きにくいという人にも好評」と話す。
18年、インターネットの地域メディア「吹田日和」を立ち上げ、今はウェブマーケティング会社を経営している赤堀さん。新型コロナウイルスの影響が広がったとき、過去に取材したラーメン店の店主たちが「ガス代が高すぎる」「スタッフが採用できず、人手が足りない」と口々に話してくれた。
販路拡大の手助けができない…
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル